豊津メトロには、「豊津メトロフォント(旧称:江坂地下鉄フォント)」と呼ばれる独自のフォントが存在します。
今回は、その由来や特徴を詳しくご紹介します!
誕生は1969年!
「豊津メトロフォント」は、もともと「江坂地下鉄フォント」と呼ばれていたもので、初登場は1969年、T1系の製造時にまで遡ります。
このフォントは車両番号専用に設計された、江坂地下鉄道(当時)の完全オリジナルフォントです。
製造された時代によって形が少しだけ変わっているものの、基本的な形は変わっていません。

ちなみに豊津メトロに改称した後に、わずかに形が変わっているものに徹底的に統一されたそうで、それがこの写真のものです。
正式名称とさまざまな呼び名
このフォントの正式名称は、「江坂客車用書体」。
しかし、現在では「豊津メトロフォント」として定着しており、それが最も一般的な呼称です。
他にも「江坂地下鉄フォント」「江坂地下鉄書体」と呼ばれることもあります。
中には、「江民体(えみんたい)」と呼ぶマニアも存在します。これは「江坂民営地下鉄書体」の略称 と思われています。
なぜ「貨車標記文字」ではないのか?
本来、鉄道車両の車両番号表示には「貨車標記文字」と呼ばれる標準書体が使われることが一般的ですが、江坂地下鉄ではあえてそれを採用しませんでした。
その理由はシンプルで、「独自フォントを使うことで、自社の車両であることを明確に判別できるようにするため」です。
豊津メトロフォントの特徴
このフォントには、以下のような数字と文字の特徴があります。
- 1:貨車標記文字と同様に直線
- 2:下の直線がやや長め
- 3:書き終わりが書き始めより突き出る
- 4:1画目と2画目が離れている
- 5:1画目の終わりが突き出しており、2画目は短め
- 6:上部の半円と下部の楕円の幅が同じ(貨車標記文字と類似)
- 7:すべて直線で、1画目が内側へ斜めに
- 8:書き終わりが突き出している
- 9:上部の円の書き終わりが突き出ている
- 0:やや太めの縦楕円
- S:書き終わりが最初のカーブより突き出ている
独特で温かみのあるこのフォントは、豊津メトロの「顔」とも言える存在です。
新型車両にも採用されるのか…?
今後登場予定の「T10系(仮)」にも、この「豊津メトロフォント」が引き継がれるのかどうか……。
デザインや伝統の継承という観点からも、その動向には注目が集まっています!
本文執筆:ニロマル
加筆修正:とよめらー
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