2000年にデビューし、今年で20周年を迎える「S1系」。
今回は、その誕生の背景やデザイン、特徴的な仕様、そしてこれからの展望まで、S1系の歩みを一気にご紹介します!
赤とオレンジが奏でるシンフォニー
S1系の車体には、豊一線のラインカラーである赤色の帯に加え、オレンジ色の帯も配されています。

このオレンジ色の帯には、豊一快速線開業前に実施されたあるエピソードが関係しています。
豊津第一小学校の児童を対象に実施された「電車の愛称アンケート」で、最も多く挙がったのが「ゴールド電車」という愛称。
それを受けてラインカラーはゴールドに近いオレンジに決定されたのです。
赤帯の中にオレンジ帯が収まる形で、2本の帯は横に走っており、帯の端が車体上部または下部で折れ曲がる形状となっているため、「端折れ線」とも呼ばれています。
なお、S1系は側面にロゴマークが設置されていない唯一の形式。これは、デザインスペースの都合かもしれませんね……。
「2000年モデル」のフェイスデザイン

S1系に採用されたこの前面デザインは、後にT30系でも採用され、「2000年モデル」と呼ばれています。
このデザインは、もしかすると今後登場するT10系(仮)にも継承されるかもしれませんね!
一次車と二次車の違い
S1系は、全21編成が製造されていますが、製造時期により「一次車」と「二次車」に分類されます。
・一次車は、豊一快速線の開業に合わせて2000年に登場。計19編成がデビューしました。
・二次車は、2002年の豊津中学校〜大和病院間延伸に伴い2編成が増補されました。
制御装置の違いや製造年の差など、いくつかの違いが見られます。
車両概要
S1系(一次車)
- 製 造 年 :1999年
- 投入路線:豊一快速線
- 投入時期:2000年
- 廃 車:—
- 制御装置:GTO素子VVVFインバーター制御
- 編 成:S1101F〜S1119F
S1系(二次車)
- 製 造 年 :2002年
- 投入路線:豊一快速線
- 投入時期:2002年
- 廃 車:—
- 制御装置:IGBT素子VVVFインバーター制御
- 編 成:S1120F,S1121F
現在、S1系は豊一快速線で運用されている唯一の車両であり、置き換え計画もまだ発表されていません。
まもなく20周年を迎える今、その動向にはますます注目が集まります!
本文執筆:ニロマル
加筆修正:とよめらー
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